令和5年度 社友会総会・懇親会開催報告

令和5年度 社友会総会・懇親会開催報告     令和5年9月14日

目 次
令和5年 総会・懇親会 開催のご報告
ニチメン大阪社友会 岡崎会長挨拶
来賓挨拶 代表取締役副社長 平井龍太郎
乾杯の音頭と挨拶 ニチメン大阪社友会 前副会長 内田博夫 
総会・懇親会 アルバム
出席者リスト

和5年 総会・懇親会 開催のご報告

 令和5年度総会・懇親会は、9月14日( 木)「ホテル阪神大阪」10階ボールルームにて、来賓6名、会員68名、役員16名の合計90名の参加を得て盛大に行われました。

午前11時に総会がスタート、開催宣言のあと岡崎会長の挨拶、続いて来賓の双日( 株) 副社長
執行役員 平井龍太郎様にご挨拶をいただきました。


総会は、世話人による議案説明を経て各議案の採決を行い第1号・第2号・第3号全議案が賛成
多数にて承認されました。
(第1号議案=令和4年度決算・事業報告・資産状況、 第2号議案=令和5年度予算・事業計画、第3号議案=役員選任。 参考資料添付)


質疑応答で、双日( 株) からの4 社友会統合の提案に関してのご質問・ご意見がありました。
そのポイントは、赤字基調の各組織が統合して黒字化するのか、運営は大丈夫か、といった点を
役員会にて各組織の決算状況など分析検討してほしい、先輩方の努力で貯めた剰余金は当会の判
断で使うべき、というものでした。また当会設立から苦労して運営してきたことをよく理解して
ほしいとの意見もありました。
役員会の見解として、統合しても収支は大丈夫であり、双日社友会には新規入会者が増えていく
ことは確実で先々まで組織を維持できるとの判断が示されるとともに、未だ具体的な内容は何も
決まっていないので、これから協議を重ねて具体案が決まれば臨時総会に諮るとのことでした。
双日の平井副社長からもサステナブルな組織運営のための方策であり、これから各組織の意見を
きき各々の文化も尊重して打ち合わせていく旨の補足説明がありました。
その後、5分間の会場準備のための休憩後、社友会前副会長の内田博夫様の乾杯の音頭で懇親会
がスタートしました。和気藹々の集まりの中、スクリーンには令和4年度新年互礼会および同年
度のウォーキングの会の様子がビデオ放映されていました。参加者の懐かしいお顔や楽しい風景
など思い出に残るシーンをご覧いただきました。
午後2時に社友会の森慈朗現監事のご発声により、阪神タイガースの優勝も祝いながらの大阪締
めによる中締めで、来年1月の新年互礼会での再会を約して散会となりました。
尚、今回は絵画・写真展も会場ロビーにて同時に開催されました。出展された絵画7点・写真4
点の作品が受付の前に展示され、来場された多くの方々に鑑賞していただきました。

ニチメン大阪社友会総会・懇親会挨拶   岡崎 謙二 会長

 皆さん、本日は、残暑厳しい中、沢山の会員の皆さんに、ご参集頂き誠に有り難うございます。改めて御礼を申し上げると共に、皆様のご健勝であることをお祝い申し上げます。
 今年5 月に、漸く、コロナ感染症が第5 類に変更され、通常の日常生活も徐々に戻り、海外からの旅行者も以前の様に、来日され、毎月200万人規模にまで拡大してきたのは大変嬉しいことではありますが、多少オーバーツーリズム的要素も懸念されますものの、先ずは、良かったな・・・と言うところです。
しかしながら最近、またコロナの新種が出てきて、第九波が来ているとか言われていますので、皆様どうかお気をつけ下さい。
 さて、本日は、双日(株)の平井副社長始めご来賓の皆様方には、お忙しい中、御出席頂き有難うございます。重ねて御礼申し上げます。
 さて、昨年2 月24 日突然のロシアのウクライナ侵攻、いわば侵略戦争から、既に早や1 年半経過しましたが、出口戦略が中々見えず、今後どうなるかと心配が増してきております。更には、中国を発端として世界的にバブル経済の崩壊も懸念されています。今後これ等の世界の大きな流れに影響を受けて、日本経済はどうなって行くのか?全く予断を許さない状況が続いています。昨日は北朝鮮の金正恩総書記がロシアのプーチン大統領と面談して、何やら密談を行っている様ですね。日本の安全保障に大いに関わる、北朝鮮、中国、ロシアのこれら周辺三国に挟まれ、岸田首相にはもっと毅然たる態度で、対処して頂きたいと強く思います。その岸田首相も、安倍元首相が、銃弾に倒れたすぐ後では、元統一教会への関与を辞めるように指導されたが、そのあと、多少の動きはあるものの、遅々として進まず、また、G7 サミットを成功させた流れで、支持率も一時的にアップしましたが、マイナンバーカードの問題噴出や、自民党女性連合のエッフェル塔騒動、福島原発事故の処理水放出問題の対処の仕方など、このところ岸田政権も支持率が急激に落ち込んでおります。昨日何の意味があるのか良く分かりませんが、自民党4役及び大臣の再編成を発表されていました。「変化を力とする内閣」と言われているのできっと成果を上げてくれることを期待することにしておきましょう。しかしながら、我々年金暮らしの者に取りましては、物価の高騰に苦しめられ、なけなしの預金も長年のゼロ金利政策で、とても未来を期待出来るよう
な気がいたしません。何とかして欲しいと願うばかりです。最近の楽しみと言えば、阪神タイガースが今日明日にも「アレ」を完成させるか、また、オリックスが続いて優勝するか?関西勢の活躍を楽しみにするしかありませんね。
 話は現実に戻りますが、我々、ニチメン大阪社友会も、ご多分に漏れず、高齢社会そのもので、徐々に、鬼籍に入られる方も増えて来たこと、又、それ以外にも種々の理由で退会される方々も増えて、会員数が一昨年は440 名、昨年は、406 名、今年は、7月1 日の時点で375名となっております。のちほど議案説明の中でご報告いたしますが、年会費を支払って頂く一般会員数の減少がそれに輪をかけて減っており、双日様の支援金が全体の70%を超えることとなって来ました。このままでは、ますます赤字が大きくなることが懸念されます。昨年の総会でも、「これが当社友会の大きな課題であると認識している」とご報告していましたので、その解決策として、役員会で種々検討し、ここは会員の皆様にも一部ご負担願う、また、社友会活動の大幅な見直しを検討しておりましたところ、双日(株)の藤本社長より、7 月4 日付けで、「2024年中に双日社友会に統合することを検討して貰いたい」との提案書を頂きました。今のところ剰余金・積立金がありますので、何とか、あと1 ~ 2 年は活動規模を縮小などして運営は可能ですが、その後は、社友会の運営は不可能と思われます。
 一昨日、双日の人事本部長を交えて、4社友会会長が集まり統合のためのキックオフミーティングが開催されました。来年の4月1日に統合をスタートする、それまでにプロジェクトチームで数回会議を開き、各種問題点を解決して行く運びとなりました。基本的には、ニチメン大阪社友会の会員の皆様は、新双日社友会に自動的に会員となり、既に来年度以降の年会費をお支払い頂いている方は、そのままそれが引き継がれる方向となっています。我々役員会としては、今後の統合の条件にもよりますが、前向きにこのご提案を受け入れて行きたいと思っております。
 本日は、双日(株)平井副社長はじめ双日(株)の役員・役職員の皆様にもご出席して頂いていますので、忌憚のないご意見などをお伺いしたいと思っております。
 双日(株)様のご活躍は、後程、平井副社長よりお話して頂けると思いますが、この難しい世界環境の中、優秀な成績を上がられていること誠に頼もしく、また、嬉しく思っております。
 最後になりましたが、皆様のご多幸とご健康をお祈りし、更に、今後とも当社友会に対して皆様のより一層のご支援をお願いする次第でございます。ご出席いただき重ねて御礼申し上げます。有難うございました。

来賓挨拶    双日㈱代表取締役副社長 平井 龍太郎

 ご紹介を賜りました、営業管掌で副社長の平井でございます。
 本日はニチメン大阪社友会の総会・懇親会にお招きいただき誠に有難うございます。
 今年1月の新年互礼会より8か月ぶりの開催ということでございますが、私個人としては昨年9月以来、1 年ぶりに諸先輩方の元気なお顔を拝見することが出来、心から嬉しく思う次第です。
 さて、当社はいささか旧聞に属しますが、昨年度の決算は過去最高となる当期純利益1112億円を記録しました。株価も3400円台のピークをつけ、現在は3300円台を固める動きを示しております。これもひとえに、本日ご臨席の諸先輩各位が、多くの優良な商権やネットワークといったビジネスアセットを築いて頂いたおかげであり、皆さまのご尽力に対し、心より御礼申し上げる次第です。

 双日が2004年に発足しまして、はや20年が経過し、節目の年を迎えております。今般の当期利益1000億円を発射台として今後も更なる発展を続けるべく、次の成長ステージへ歩みを進めていく必要がございます。また株価につきましてはマクロの経済情勢など、我々自身がコントロールできない部分も多くございますが、4000円、5000円と更なる高みを目指してまいります。その実現のためには、自分達が世に公表する計画をきちんと達成していく、その確実性と共に将来に向けた打ち手、投資家の皆さんの期待感を得られるような具体的
な新しい取組みの進捗が鍵であると認識してございます。

 昨年2月に始まりましたロシアによるウクライナ侵攻は今もなお戦火が続いておりますが、一方ではウクライナの復興に向けて、日本政府もODA を軸に支援を開始しており、自動車本部では特殊車両等を受注しており、商社の中でも先行した動きをみせております。また脱炭素の社会に向けて、水素やアンモニアのプロジェクトも現在、北米を中心に取組みを進めている所です。
 今後、20年、50年、100年と続く会社とするべく、役職員一同全力を尽くしてまいりますので、引き続き、温かい心でご支援をいただけましたら幸いであります。
 
 先ほど岡崎会長のお話しにございましたが、双日発足後、20年の節目におきまして、社友会の在り方について、見直しを行うべきタイミングではないかと考え、藤本社長名で各社友会の代表の皆さまに対して、4つの社友会の統合について、ご相談を申し上げている状況であり、先日、各社友会代表の皆さまとのキックオフミーティングを開催したところであります。今後、皆様方のご意見やご提案も伺い、個別組織の特徴や文化を尊重しながら、一つの組織としての統一感を育む方法について共に考えて参る所存ですので、皆様のご理解、ご協力をお願い
申し上げたいと存じます。

 ここで、本日出席しております当社役員のご紹介を申し上げます。
常務執行役員で関西支社長の泉谷幸児、執行役員で化学本部長の岡村太郎、元専務で現顧問の田中勤 以上でございます。

 結びに本日ご臨席のニチメン大阪社友会の皆さまが、健康で毎日楽しく過ごされますこと、まだまだ暑い日が続きます、どうかご自愛賜りますよう、心より祈念致しまして、ご挨拶とさせていただきます。ご静聴、誠に有難うございました。

乾杯の音頭と挨拶   ニチメン大阪社友会 前副会長 内田 博夫

 御指名を頂きました内田です。私はつい3 カ月前の6月末迄社友会の世話役として経理部を担当しておりました。今年一月の新年互礼会の中締めの挨拶でもご報告をさせて頂きましたが、最近の大阪社友会の運営状況、特にコロナ
感染症の流行期間の現状に付きまして、再度お伝えをさせて頂きます。
 その第一は、コロナ感染症の流行に悩まされ活動の停滞を余儀なくされた最近の4 年間の社友会の運営は、会員の高齢化による一般会員の減少が進んできましたが、双日様の物心両面の変わらぬ暖かいご支援のお蔭で、何とか活動をして参りました。会の運営の根幹である収入面は、会員からの年会費と社友会創立以来の16年に亘り頂いております双日様の支援金の二つですが、この支援金は収入の現在7 割近くに達しており、会員一同はこの長期にご支援を頂いて来ている事実には大いに感謝すべき点であります。

総会・懇親会 アルバム     ※ 画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

2023年総会参加者

1.来 賓
双日株式会社☆ 出席者数
平井 龍太郎代表取締役副社長来賓6名
泉谷 幸児常務執行役員会員68名
岡村 太郎執行役員世話人16名
田中 勤顧問合計90名
小倉 茂人事部長
岡田 大輔人事担当部長
2.会 員
1青山 和子24末信 楯次47馬場 宏三
2市磯 正夫25杉山 文子48濱野 真弓
3市田 謙治26高木 啓志郎49濱田 正
4稲治 寿27高道 利夫50廣岡 松治郎
5井上 裕28宅 哲男51廣岡 義夫
6今井 健児29立花 三重子52藤澤 由紀子
7上房 康成30龍田 いつよ53藤田 康弘
8内田 博夫31田中 三郎54前田 和代
9大場 俊雄32谷 裕子55牧野 健治
10小笠原 功33谷本 義夫56三浦 秀信
11越智 隆34田上 正靖57溝口 正子
12小野 悌司35辻川 洋58宮永 大助
13川島 園枝36辻本 明59村松 正司
14川瀬 明彦37辻山 隆博60八木 郁充
15川田 英之38津田 和男61矢嶋 正孝
16菊澤 淳39津田 忠佑62山敷 貞彦
17木村 幸史40靏井 義子63山野 ひろみ
18内蔵田 卓41堂脇 一見64山村 保
19小上馬 昭雄42徳永 万里子65山邑 陽一
20佐溝 美登利43殿護 隆司66柳田 麻千子
21澤井 昂三44中山 温亘67吉本 邦晴
22澤山 操45錦織 昌一68四ツ碇 明也
23新家 世津子46橋本 典子
3.世話人
伊豫田 哲束 恒夫9林 喜久雄13森 慈郎
岩木 直純龍田 誠一10野 育子14吉岡 辰雄
岡崎 謙二西田 恵美子11藤井 利雄15吉田 修一
阪上 剛畑 邦子12松下 和生16渡邉 康