ニチメン・アメリカ会

ニチメン・アメリカ会         (平成24年5月10日)

 平成24年度のニチメン・アメリカ会 ( ニューヨーク会 ) が、昨年と同じ太閤園にて、5月10日に開催されました。 本年度の世話役は順繰りで昭和33年、34年入社組が担当致しました。 
 現在の会員登録メンバーは79人、参加者は当初42名でしたが、直前になって、ご親戚、ご友人のご不幸で4名の方がやむなく不参加となり、最終的には38名の参加者となりました。 メンバーの高齢化とともにメンバーの皆さんが健康であっても、親兄弟等の身内はもとより、同年代の友人等々のご不幸で不参加というケースも避けられなくなるのではと、この点ちょっ と気がかりですが…
 参加者の中には、アメリカから山本さん、東京から櫻井さん、朝倉さん、山崎さん、四国から白石さん、九州から芦村さんと6名の方が遠路駆けつけていただきました。 久しぶりの再会で皆様の会話が弾みました。 世話役代表の田淵さんの司会進行で、メーンスピーチは野村さんにお願いし、その後は遠路ご参加いただいた方々を中心にスピーチを頂きました。
 野村さんは、昭和26 年入社当時のニチメンは繊維部門が全体の8割程度だったこと、その後の勤務経歴、40年のニチメン勤務で3分の1が海外、3分の1が大阪、残りの3分の1が東京だったこと、最初の海外勤務地インドへの赴任、言葉の問題などで大変苦労されたこと、最後の海外勤務のアメリカ時代の懐かしい思い出を楽しくお話しされました。
 朝倉さんは、ニチメン・ニューヨーク会立ち上げ当時の思い出、今は亡き浜崎さんを囲むゴルフ会が端緒だったことを説明されました。
 昨年暮れに奥様に先立たれた吉本さんには、人生の出会いと別れについてのお話、奥様のお話は今回はなされず、ニチメン引退後、ゴルフ関係の仕事との関わり、それが今日のオリックスのゴルフ場ビジネス成長のきっかけとなった事情などお話しいただきました。
 アメリカ在住の山本さんには、最近日本人だけではなく、中国、韓国等々東洋人のアメリカ進出が著しい中、一般的なアメリカ人が日本人をどのように思っておられるのか、お話をお願いしました。 日中韓多少の高低差が有るようでちょっと一安心。 それでも野田首相の訪米などあまり大きなニュースになってない様子は納得。
 最後に四国・今治に居を構えておられる白石さんから、今治での晴耕雨読の生活状況、今治について日本一のタオルの生産地、海運会社の支店が多いこと等々お話しいただきました。
 福岡からご参加の芦村さんにもお話をと思っていたのですが、所用で早退されたので残念でした。 最後に来年度の世話役、35年・36年入社組が壇上に上がられ、来年も同時期、同じ太閤園で開催される予定との説明あり、そのあと庭園で団体写真を撮って散会となりました。 来年5月のアメリカ会まで皆様お元気で…
松尾 哲雄