第19回 「春の親睦ウォーキング」 開催報告

第19回 「春の親睦ウォーキング」 開催報告 (2022年4月6日開催)

 参加いただいた17名の日頃の心掛けの賜物と言えるのでしょう、桜を愛でるには絶好の天候と開花状況に恵まれ、心行くまでウオーキングを満喫できた1日でした。
 4月6日(水)午前10時前JR・地下鉄山科駅改札前に、半年ぶりにお目にかかる方々、久しくお会いできなかった方々がそこここに集い、暫し歓談の花が咲きます。 花粉の飛散は可成りの量との予報でしたが、幸いにも黄砂は幾分少なめに思え、春霞とまではいかず空の青さを感じられる1日が期待できそうです。
 コース説明とストレッチのオリエンテーションが終わり、先ずは毘沙門堂に向けて緩やかな上り坂を北上です。 行程を半分くらい進んだところでぶつかるのが山科疏水。 安朱橋から上流を眺めると、ガイドブックやHPで見慣れた桜と菜の花が鮮やかに咲き誇る景観に現地到着の実感が湧いてきます。 背景や順光方向を見極め、集合写真をまずは1枚。 疏水沿いの眺めは後ほど改めて楽しむこととし、引き続き毘沙門堂を目指します。
 龍華院前に来ると表参道の階段の向こうに毘沙門堂の仁王門が望め、健脚自慢はこの階段を、それ以外の方は向かって左の勾配が緩やかで、秋の「敷きモミジ」で有名な勅使門を見上げる階段を上っての参拝となります。 近年修復された本堂前を左手に取ると樹齢150年の枝垂桜が宸殿を後ろに従えて出迎えてくれました。
 小休止の後改めて山科疏水を目指し安朱橋で右折、疏水を右手に見ながら緩やかなカーブを繰り返す散策道を進みます。 時折桜吹雪が極々穏やかに舞い、水面に落ちた花びらが少しずつ花筏を形作る模様を眺めていると、観光客を乗せて疏水を上り下りする小型船と幾度かすれ違います。 乗船に興味を持った方もおられましたが、完全予約制と承知していたので今回の利用は諦めていただき、後日改めて予約願うこととしました。 尚、ふるさと納税の返礼品(特典)としても予約できそうなので、乗船を希望される際には予めPC等で 「びわ湖疏水船」 を検索されることをお勧めします。
 日蓮宗大本山本圀寺の多彩な桜を写真に収めているうちに気づけば12時をとうに過ぎ、昼食予定地の第2トンネル東口を急ぎ目指すことに。 幸いなことに休憩ポイントと紹介されているこの場所で昼食をと計画したグループは他になく、皆さんベンチに腰掛けて持参の弁当をゆっくりと広げることができました。
 昼食場所から蹴上のインクラインに徒歩で行くには、東海道を辿るか50分程山道を分け入るかの選択になりますが、前者は交通量が多そうで後者の距離は短いとはいえ途中急坂を越えなければならないということから、止む無く御陵―蹴上の一駅間を地下鉄で移動することにしました。
 降車後地上へ出ると一挙に観光地の様相を呈するようになりました。 レンガ積みのトンネル「ねじりまんぼ」をくぐると、傾斜鉄道跡のレール沿いに満開の桜並木を見渡せるのですが、さすがに座り込んでの花見客は鉄道跡には見当たらず、観光客と思しき人々や和服姿の若者たちがあちらこちらで記念撮影をしていました。 蹴上のインクラインを解散場所とお伝えしていたこともあり、ここで全員の方に散会前の集合写真に納まっていただいた後、秋にはまたお集まりいただくようにお願いしての解散となりました。
 次回開催は紅葉の時期です。 武庫川或いは河内長野周辺の景勝地を検討しています。
詳細が決まりましたらHPでお知らせしますので、奮ってのご参加をお待ちいたします。
【 担当者:吉田修一、西田恵美子 】